大阪市北区天神橋にある、発達障がいのある方の学びや暮らしのサポート事業所
すくすくキッズ天神橋
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理念・ごあいさつ

生きていく上での基礎となる身体づくり

発達障がいのあるお子さんは、ポイントとなる身体の動きに特徴を持っていることがさまざまな研究からわかっています。
一人ひとりの身体の運動機能の弱点にアプローチすること、そしてそれを子どものうちから「習慣化」することが、何より大切です。

お子さんは成長し、学校での学びのその先にやがて「自立」を目指すことになります。
つまり支援の照準は学校(教育)ではなく自立に合わせて、そのために必要な「就労」までを見越して行うべきだと考えています。

特に「目」に注目した療育に力を入れています。

人間の身体は、情報入力の90%を目から入ってくる情報(視覚)に頼っています。
目、つまり眼球は視神経を通じて脳に情報を送りますが、この眼球を自由に動かすことで、より多くの情報を得ています。
それだけでも目という器官が大切であることはおわかりいただけるかと思いますが、さらに心の発達の上でも重要なポイントとなります。

眼球を動かす周辺の筋肉をよく動かすことは、脳の血流を良くします。中でも情緒をつかさどる脳の前頭葉に作用することがわかっています。
そのため、すくすくキッズでは毎回の療育に入る前にビジョントレーニングマシンを使ったトレーニング行っています。

1分間でボード上の光の点滅をいくつ見つけて手でタッチできるか、スコアが出る仕組みになっています。子どもたちにとっても、ゲーム感覚で繰り返すうちに好成績が出るようになるので、努力が裏切られることのない達成感を経験することができます。
このスコアはその日の調子によって良かったり悪かったりもするので、子ども自身が自分の調子を知ることを体験し、自覚ができていくことで一生涯の情緒の安定につなげてもらうことも狙いです。

すくすくキッズに通ってこのトレーニングを習慣化することで、運動機能の向上から情緒の安定、さらには集中力アップが見られ、「子どもが変わった」と実感されるご家族の声をたくさんいただいています。

また、眼球運動の習慣は「目と手の供応」にも大きく影響します。
例えば、消しゴムで消したいところがうまく消せないといったことも、根本的な発達を支えることで改善していきます。
そして眼球の動きが良くなることは、学習に向かう準備として大切な体幹へのアプローチのサポートとなります。

体幹を鍛えることが発達に必要な理由

もうひとつ重点に定めているのが「体幹」を鍛えることです。
神経発達は身体の内側(体幹)から、指先などの末端に向かって進んでいくため、発達をうながすためにまず体幹にアプローチしていきます。
座っていられずにすぐに寝転んでしまう、といった体幹の弱さを、全身を大きく使う運動を通じて改善していきます。

そして末端である手、そして指先についてもその神経発達の順序があります。手の指はまず手掴みでものを食べるために必要となる人差し指と親指から発達しますが、その他の3本の指が、道具を使うために大変重要な役割を果たす指です。
この中指、薬指、小指の神経発達を促すために微細運動と呼ばれるトレーニングを行います。
これによって必要な時期に、たとえば箸やえんぴつをきちんと持つことができるようになるのです。

お子さんを支える、社会の3つの柱「医療」「教育」「福祉」

療育とは生活を整えるための福祉的支援であり、学習は教育の守備範囲です。
子どもの場合はお勉強よりも先に、生涯にわたって必要となる「生きていく」ことを見越した支援が必要です。
挨拶のときには人と視線を合わせるといった、社会でのコミュニケーションスキルを遊びの中で体得していくことや、まず心身を整えて、学習に向かう準備をすることが福祉的支援の本懐だと考えています。
すくすくキッズではしっかりとしたアセスメントの上で、一人ひとりの状態に合わせた療育を行っていきます。